「少しずつ」と「少しづつ」どっちが正解?公用文・ビジネスの表記ルール

「少しずつ」と「少しづつ」どっちが正解?公用文・ビジネスの表記ルール

「少しずつ」と「少しづつ」どっちが正解?公用文・ビジネスの表記ルールに関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

Q1:「少しずつ」と「少しづつ」で、意味やニュアンスの違いはありますか?
A1:意味や文法上の機能に違いは一切ありません。どちらも「分量が徐々に、小分けに進行する様子」を表します。違いは現代仮名遣いにおける位置づけ(「ず」が本則、「づ」が許容)および公用文・メディア表記の統一基準のみです。

Q2:パソコンやスマートフォンで「すこしずつ」と入力しても「少しづつ」が変換候補に出るのはなぜですか?
A2:昭和61年の内閣告示で「づつ」が許容表記として認められているため、IME(日本語入力システム)の辞書にも登録されているからです。誤字として排除されていないため変換候補に出ますが、ビジネス用途では「ずつ」を選択するのが標準です。

Q3:履歴書で「少しづつ」と書いて提出してしまいました。選考に影響しますか?
A3:「づつ」は告示上「許容」されているため、それ単体で致命的な不合格理由になる可能性は低いです。ただし、他の誤字脱字や用字用語の乱れと重なると「文章作成能力が低い」と判断されるリスクがあるため、次回以降は「少しずつ」に統一することを推奨します。

Q4:新聞用字用語集(記者ハンドブック)ではどのように規定されていますか?
A4:共同通信社をはじめとする主要メディアの用字用語集では、現代仮名遣いの本則に基づき「ずつ」に統一するよう明確に定められています。「づつ」は原則として紙面で使用されません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。