最新の決算開示データを集約した外食産業 売上高ランキングにおいて、群を抜く存在感を示しているのがゼンショーホールディングスです。「すき家」「はま寿司」「ココス」などを傘下に収める同社は、積極的な海外M&Aと国内外の新規出店を加速させ、グループ売上高は1兆円を軽々と突破。国内2位以下を大きく引き離す独走状態を確立しています。
上位10社の顔ぶれを見ると、事業ポートフォリオの多角化に成功した総合メガフランチャイザーと、強力な単一ブランド力を持つ専門店が上位を占める構造が浮き彫りになります。
第2位には、「ガスト」「バーミヤン」を展開するすかいらーくホールディングスが位置し、第3位には単一チェーンとして驚異的な売上規模を誇る日本マクドナルドホールディングスが追従。さらに「丸亀製麺」を核に欧米・アジアで快進撃を続けるトリドールホールディングスや、「牛角」「かっぱ寿司」を束ねるコロワイドが上位集団を形成しています。
特筆すべきは、上位各社がいずれも「徹底したコストコントロール」と「海外市場の開拓」を両輪で進めている点です。国内市場の胃袋が縮小傾向にある中、グローバル市場を取り込めるかどうかが売上規模の分水嶺となっています。