ゼロからホワイトソースを作る手間をかけずとも、スーパーで手に入る一般的な市販ルーを使って洋食店の味を再現できます。ポイントは「とろみ」と「温度管理」です。失敗しないポットパイの作り方を工程順に解説します。
【材料(2人分)】
・市販の冷凍パイシート:1〜2枚(器の口径より2cm以上大きいサイズ)
・市販シチュールー:2かけ(約35〜40g)
・鶏もも肉:100g
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:1/3本
・ブロッコリー(下茹で済):小房4個
・水:250ml、牛乳:50ml
・溶き卵(艶出し用):適量
【ステップ1:濃厚シチューの調理と完全冷却】
通常の箱裏レシピよりも水分量を15〜20%減らし、やや硬めのシチューに仕上げます。シャバシャバした水分過多のシチューは、焼成中に多量の水蒸気を発生させ、パイを内側からふやかしてしまうためです。出来上がったシチューはココットなどの耐熱容器に注ぎ分け、粗熱を取ったのち、必ず冷蔵庫で冷やしておきます。指で触れてしっかり冷たい状態が理想です。
【ステップ2:冷凍パイシートの成形と圧着】
冷凍パイシートは室温に10分ほど置き、指で押すと少し凹む程度の半解凍状態で作業します。麺棒で軽く伸ばし、器の直径より2cmほど大きくカット。器のフチ外側に溶き卵または水をハケで塗り、パイシートをふんわりとかぶせます。このとき、ピンと張り詰めすぎず、ややゆとりを持たせながら、器の側面に指の腹でギュッと強く押し付けて隙間なく密着させます。
【ステップ3:仕上げと高温短時間焼成】
生地の表面に刷毛で薄く溶き卵を塗ります。この際、側面の層部分に卵液を垂らさないよう注意してください。200℃に予熱完了したオーブンの中央に入れ、15分〜18分間焼き上げます。黄金色に大きくドーム状に膨らんだら完成です。