数ある噂の中で、客観的証拠が存在する次回作プロジェクトが『宇宙戦艦ヤマト』の新作アニメ映像です。2024年10月6日、株式会社カラーは『宇宙戦艦ヤマト』の新作アニメ映像を製作する権利を取得したことを正式に発表しました。このプロジェクトは、庵野監督自身がプロデュースや企画の根幹に関わり、長年の盟友であり『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕氏らを迎えて進行していることが明かされています。
特筆すべきは、この新作が2012年から続くリメイクシリーズ(2024年11月に劇場公開された『ヤマトよ永遠に REBEL3199』第二章など)の延長線上ではなく、「1974年の原点に立ち返る新たなアプローチ」として構想されている点です。少年時代に初代『ヤマト』の洗礼を受け、アニメーターを志す決定打となった庵野監督にとって、ヤマトはエヴァンゲリオン以前の自らを形成した絶対的な原点に他なりません。
スタジオカラー関係者の証言や業界動向を総合すると、企画開発は2025年を通じて綿密に進められており、劇場用新作映画としての公開、あるいはハイエンドな配信・イベント上映形態の双方が視野に入っています。自らが抱えてきた幼少期の熱狂を現代の最先端映像でいかに再構築するかという挑戦は、SJHUを経て辿り着いた必然的なライフワークといえます。