階段の書き方を徹底解説!パースの歪みを解消するプロの作図術

階段の書き方を徹底解説!パースの歪みを解消するプロの作図術

階段の書き方を徹底解説!パースの歪みを解消するプロの作図術にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

階段作画が平坦な部屋の作画と決定的に異なる点は、水平方向の消失点に加えて「傾斜面専用の消失点」が存在する点です。この階段パースの消失点の扱いこそが、階段アオリ俯瞰のコツにおける最重要項目となります。

平坦な地面と平行な直線はアイレベル(水平線)上の消失点(VP)へと収束しますが、上り階段の傾斜面を構成する線は、アイレベルよりも「上側」にある傾斜消失点(補助消失点)に向かって収束します。逆に、下り階段や見下ろしの視点では、傾斜消失点はアイレベルよりも「下側」に位置することになります。

アオリ構図を描く際は、アイレベルを低く設定し、垂直方向のパース(3点透視の上方消失点)を意識しながら、踏面の裏側や蹴上げの垂直面を強調します。反対に俯瞰構図では、踏面の平面が広く見えるため、アイレベルの下方に設定した傾斜消失点へ向けてスロープのラインを収束させることで、急峻な高低差と奥行きのダイナミズムを演出できます。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。