思春期が始まる時期には個人差がありますが、一般的には小学校高学年(10歳〜11歳頃)から高校卒業前後の18歳頃までの約8〜10年間を指します。この期間の最大の特徴が、生殖機能が成熟へと向かう「第二次性徴」の発現です。
脳の視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されると、性ホルモン(男子はテストステロン、女子はエストロゲンやプロゲステロン)の分泌量が急激に跳ね上がります。このホルモンの大波によって、子どもの身体は数年間で大人の骨格・体型へと劇的な変貌を遂げます。
急激な身長の伸び(成長スパート)とともに、皮脂分泌の増加によるニキビの発生、体臭の変化、生殖器の発達などが一気に進行します。子ども自身も自分自身の身体の変化スピードに追いつけず、違和感や強い気恥ずかしさを抱えやすい時期です。