ギアセカンド発動時の技名は、すべて「ゴムゴムのJET〜」という冠が付きます。視認不能な神速のパンチ「ゴムゴムのJET銃(ピストル)」をはじめ、両手による連打を不可視の弾幕へと昇華させた「ゴムゴムのJET銃乱打(ガトリング)」など、破壊力とスピードの融合は読者を圧倒しました。特にエニエス・ロビー終盤、ルッチにトドメを刺したJET銃乱打の怒涛の見開き描写は、週刊少年ジャンプ掲載時に大きな衝撃を与えました。
SNSやファンのコミュニティにおける当時の反響を振り返ると、「それまでコミカルなゴム人間だったルフィが、突如としてスマートかつスタイリッシュに変貌した」という演出面への絶賛が大多数を占めています。アニメ版で施された、赤い光沢を帯びた肌と立ち昇る高熱の陽炎、そして重低音を響かせる心臓の鼓動音は、制作陣の並々ならぬ熱量を物語っていました。
また、バトル展開における評価として「相手の技(六式の『剃』)をただ喰らうだけでなく、自身のゴムの特性で即座にコピー・応用してみせた戦術的知性」に興奮したという声も根強く存在します。主人公が力押しではなく、工夫と代償によって強敵を打倒する構成美が、ギアセカンドの評価を不動のものにしました。