SNSや口コミサイトで「VSパークの料金は高い」と評される背景には、単なる金額の多寡だけでなく、時間消費の構造的な問題が潜んでいます。多くの来店者が選ぶ「120分制」において、体感時間と実質プレイ時間に大きな乖離が生じるためです。
土日祝日や大型連休のVSパークの混雑状況と待ち時間を検証すると、看板アトラクションである猛獣逃走劇「ニゲキル」や回転障害物を避ける「Jump×Jump」などでは、1回体験するまでに20分〜30分の列待ちが発生するケースが珍しくありません。滞在時間の目安とされる120分のうち、移動や整列に約半分を費やしてしまい、実質体験できたのはわずか3〜4種目という事態に陥る利用者が後を絶ちません。
「2時間で3,000円以上支払ったのに、大半が順番待ちだった」という体験が、支払った金額以上の割高感を生み出しています。また、VSパークの所要時間目安は全身運動を伴うため体力的には2時間〜3時間が限界とされていますが、混雑日は「遊び足りない」と「疲労」が同時に押し寄せるジレンマに直面します。この体験価値の毀損を回避するには、来場タイミングの厳選が何よりも有効な解決策となります。