鮮やかな黄色と紫色のサイドパターンを持つバナナモルフ(Banana Morph)は、かつて別系統として市場に導入されたコーラルグロー(Coral Glow)と遺伝的に同一であることが現在では広く知られている。ラインの違いによる微細な色味の差異はあるものの、本質的には同単一遺伝子による表現型だ。
この色彩変異は不完全優性遺伝(共優性)の形式をとる。ヘテロ接合体(シングル表現)であっても十分に美しいイエローを発現するが、ホモ接合体である「スーパーバナナ」へと昇華すると、地色はさらに明るさを増し、斑紋のコントラストは極限まで高まる。他のモルフとのコンボ交配においても強力な発色効果を発揮するため、デザイナーズパイソン作出の基幹モルフとして確固たる地位を築いている。