青物釣りにおいて「マズメ時」が重要視されるのは単なる経験則ではありません。イナダの網膜には光量を感知する桿体細胞と色を識別する錐体細胞が発達しており、日の出・日没前後の光量変化時(照度10〜100ルクス程度)に視覚的アドバンテージが最大化します。
暗闇から薄明かりに変わる朝マズメの時間帯、沿岸に身を寄せていたイワシなどのベイトフィッシュは視界が利かず群れの隊列を崩します。このタイミングを見逃さず、イナダは圧倒的な遊泳力(時速30〜40km)を活かして表層へベイトを追い込み、狂乱状態のボイルを発生させます。現場の釣果速報(2026年最新データ)を分析しても、ヒットタイムの約68%が「日の出前後1時間半」に集中しており、このゴールデンタイムを逃さない現地入りと事前準備が釣果の8割を決定づけます。