山梨県北杜市周辺の高校受験市場において、私立の選択肢として確固たるポジションを築いている帝京第三高等学校。同校の学力水準を正確に把握するには、設置されているコースごとの特徴を切り分けて精査する必要があります。
主要進学情報機関の最新データを総合すると、帝京第三高等学校の偏差値はコースによって明確なグラデーションが存在します。大学現役合格を目指す「特別進学コース」が偏差値48〜50前後、スポーツや多様な進路を見据える「総合進学コース(進学コース)」が偏差値40〜43程度です。山梨県全体の高校入試難易度マップで見ると中堅から標準的な位置付けであり、学業面での極端なハードルの高さはありません。
北杜市をはじめとする峡北地区や長野県諏訪地域からの通学圏において、公立高校の併願先として選ばれるケースが一般的です。しかし、同校の本質的な特徴は地元生だけにとどまりません。首都圏をはじめ全国各地から、明確な目的意識を持って入学してくる生徒が全体の半数近くを占めるという、地方私学としては極めて独自性の高い生徒構成を持っています。