兄弟本人同士だけの問題にとどまらず、関係悪化を加速させる要因が「配偶者や嫁姑問題」の存在です。それぞれの配偶者が家計や権利を主張して口を挟むことで、兄弟間の対立は「家と家」の争いへと拡大します。
「義理の兄弟に侮辱された」「義姉が遺産に口出ししてきた」といった不信感は、血縁者同士の妥協の余地を完全に奪い去ります。
そして、多くの兄弟が決定的な絶縁を迎えるタイミングが「親の死後」です。これまで兄弟をつなぎ止めていた唯一の防波堤である親が他界した瞬間、連絡を取り合う義理がなくなり、法要の終了とともに連絡先をブロックして音信不通になるパターンが典型例です。