大手マスコミが報じるニュースは、どうしても最大公約数向けで、時にゴシップ的な側面に偏りがちだ。しかし、ファンブログが描き出すのは、純粋なアスリート・芸術家としての羽生結弦の姿である。競技時代から変わらない彼のストイックさや、プロとして新たなエンターテインメントを創造しようとする挑戦の軌跡が、ファンの目線を通して克明に記録されている。
ここにあるのは、商業主義に毒されていない「生の熱量」だ。だからこそ、多くのファンは既存のニュースサイトよりも、信頼できる個人のブログを真っ先にチェックする。メディアの信頼性が揺らぐ時代において、この現象は非常に示唆に富んでいると言えるだろう。