「大きなお友達」という言葉は、主に未就学児〜小学生向けのテレビアニメや特撮番組、キャラクターコンテンツを愛好する成人ファンを指す言葉です。英語圏における「Kidult(キダルト)」や「Brony(マイリトルポニーの成人ファン)」に近い概念であり、自虐と愛着が混ざり合ったニュアンスを含んでいます。
その語源や歴史を遡ると、1990年代のヒーローショーやファミリー向けステージイベントの司会進行(お姉さん)の呼びかけに行き着きます。会場に集まったファンに対して「会場の良い子のみんな、そして一緒に来てくれた大きなお友達!」と声をかけたことがきっかけでした。本来は付き添いの保護者を指していたものが、いつしか作品そのものを目的に会場へ足を運ぶ熱心な青年・成人ファンを指す隠語として定着していった経緯があります。
インターネットの普及とともに掲示板やSNSで広く拡散され、2000年代以降はアニメ・特撮ファンコミュニティにおける一般的な共通言語としての地位を確立しました。