スイーツファンの間で長年熱い議論が交わされてきたテーマが、ナボナ ブッセ 違いです。「ナボナもブッセの一種ではないのか」「シャトレーゼで売っているブッセ『豊酪』と何が違うのか」という疑問は後を絶ちません。
ナボナは創業者の引地末治氏がヨーロッパ歴訪の際に出会った洋菓子にインスピレーションを受け、和菓子のどら焼きの精神を融合させて1963年に生み出した「和洋折衷の焼き菓子」です。フランス語で「一口の菓子」を意味するブッセ(bouchée)の製法をベースにしつつも、生地のきめ細やかさやクリームの配合に独自の工夫が凝らされています。
ここで、亀屋万年堂の看板「ナボナ」と、シャトレーゼが誇る大人気ブッセ「豊酪(ほうらく)」のスペックと特徴を比較検証してみます。
データを見ても明らかなように、ナボナは贈答用の長期保存と上品な口溶けを計算し尽くした配合であるのに対し、シャトレーゼのブッセは日常のおやつとして「今すぐ頬張る最高の満足感」を100円台前半で実現しています。似て非なるこの2つの菓子は、用途と情緒的価値において見事なバランスを保っています。