懐紙なら何でも法事に使って良いわけではありません。色柄や素材の選択を誤ると、それだけでマナー違反とみなされる恐れがあります。
【法事で使ってはいけない懐紙】
- 金銀の箔押しや紅白の水引柄:慶事専用のため、仏事では厳禁です。
- 桜・紅葉・花鳥風月などの華やかな絵柄:季節感を楽しむお茶席用であり、法事には向きません。
- ピンクや黄色などの色付き懐紙:弔事の場では軽薄な印象を与えてしまいます。
法事用として持参すべきなのは、「白無地の奉書紙調の懐紙」です。どうしても柄入りを使いたい場合は、白地に薄墨で蓮の花や菊、流水などが控えめに透かし彫りされた弔事専用の懐紙を選びましょう。また、使用後の汚れた懐紙をその場に放置して帰るのも厳禁です。必ず小さく折りたたみ、自身のバッグに入れて持ち帰るのが鉄則です。