志尊淳さんの表現力の豊かさを語る上で欠かせないのが、母方に連なる名門音楽一家のDNAです。NHKのドキュメンタリー番組等でも特集された通り、母方の祖父は日本の音楽史に大きな足跡を残した作曲家・宮崎尚志(みやざき・なおし)氏です。
宮崎尚志氏は、NHK連続テレビ小説『繭子ひとり』のテーマ曲や、初代コカ・コーラCMソング「スカッとさわやか」、数々の企業CM・映画音楽を手掛けた昭和の巨匠です。さらに、母方の叔父にあたる宮崎道(みやざき・みち)氏も著名な音楽プロデューサー・作曲家として数々のアニメ作品やCM楽曲を担当しています。
志尊淳さん自身は俳優の道を選びましたが、役作りに見られる緻密なリズム感や、セリフの抑揚に対する繊細な感性は、間違いなくこの芸術一家の血統を受け継いでいると言えます。