昭和レトロの聖地が消える?ドライブイン七輿に迫る存続危機と裏側

昭和レトロの聖地が消える?ドライブイン七輿に迫る存続危機と裏側

昭和レトロの聖地が消える?ドライブイン七輿に迫る存続危機と裏側について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

店内に鎮座するうどん・そばの自動調理機やトースト機は、かつて自動販売機製造業の雄であった富士電機が1970年代から80年代にかけて世に送り出した傑作機器だ。しかし、メーカーの公式サポートや正規交換部品の供給は数十年前にとうに終了している。

現在、機械の心臓部であるリレー回路やモーターが焼き付けば、即座に「永久停止」の危機に直面する。配線が焼け焦げればハンダ付けで繋ぎ直し、金属パーツが摩耗すれば旋盤で一から削り出すしかない。全国の愛好家や個人エンジニアのネットワークに頼りながら、かろうじて息の根を繋ぎ止めているのが偽らざる現状だ。ある関係者は「次に大きな基盤が壊れたら、もう直せる職人がこの国にはいない」と声を絞り出した。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。