現在、イギリスの外食産業は大きな転換期を迎えている。プラントベース(植物性由来)ソーセージや、オーガニック素材を用いたプレミアムな朝食メニューが続々と登場し、ヴィーガンやヘルシー志向の若者たちをも巻き込んだ新たなムーブメントへと発展した。
英国政府観光庁(VisitBritain)も、豊かな地方色あふれる食体験を観光の柱として強力にアピールしている。ヨークシャーの黒豚、スコットランドのハイランド牛、ウェールズの海藻バターなど、各地の至高の食材をプレートに集めた「ガストロノミー朝食」は、インバウンド旅行者を魅了してやまない。伝統と革新が共存する現在の英国の食シーンは、まさにこのワンプレートに凝縮されている。