劇場公開から時が経った現在も、聖地としての熱量は冷めるどころか加熱している。その原動力となっているのが、マーベル・シネマティック・ユニバース作品をいつでも手軽に視聴できるDisney+の存在だ。ストリーミングを通じて作品に触れた新しい世代のファンが、ロサンゼルス旅行の目的地として真っ先にこの場所を挙げる。
現地を訪れるファンたちの目当ては、サングラスをかけて巨大看板の穴を見上げる構図での記念撮影だ。テイクアウト用のオレンジ色のボックスを抱え、トニー気分を味わう写真がSNSにあふれている。作品への愛がリアルな店舗への訪問動機を生み出す循環は、エンタメと実店舗が結びついた最高のお手本だ。