テレビ朝日の『クイズプレゼンバラエティー Qさま』を筆頭に、テレビ界における知性派の需要は留まるところを知らない。番組制作関係者が口を揃えるのは、「正解を出せる知識量」と同じくらい「思考のプロセスをわかりやすく言語化できる能力」が求められているという現実だ。
いわゆるインテリタレント枠において、現役感のあるアイドルは視聴率と話題性の両面で極めて強力なフックとなる。難しい専門知識をかみ砕いて伝える翻訳者としての役割を果たしつつ、スタジオの空気を明るく華やかに保つ。生放送での失言リスクが極度に警戒される昨今、高いリテラシーと自己管理能力を備えた彼らは、プロデューサー陣にとって最も計算が立ちやすいキャスティング候補となっているのだ。