ヴォルデモート卿の台頭に伴い、ルシウスは真っ先にその参謀として頭角を現した。彼は「死喰い人」の核心メンバーとして恐怖政治に加担し、暗黒卿の最側近として猛威を振るった。しかし、最初の魔法戦争がヴォルデモートの失踪で幕を閉じると、ルシウスは即座に服従の呪文「インペリウス」に支配されていたと主張。巨額の寄付金を魔法省へ流し込み、法的追及を鮮やかに免れてみせた。
この驚異的な政治的立ち回りにより、彼は逮捕を免れたばかりか、魔法省大臣のコーネリウス・ファッジに太いパイプを築くことに成功した。金と権力を用いて法さえも歪めるその姿は、まさに魔法界の暗部そのものだった。「秘密の部屋」を巡る事件では、トム・リドルの日記を少女の学用品に忍ばせ、学校を大混乱に陥れるなど、目的のためには他者の命すら道具として扱う非情さを遺憾なく発揮した。