長年愛されてきた施設としての歴史に幕を下ろした同施設の最終営業日、現地には名残を惜しむファンや常連客が殺到した。モザイク通りエリアの先行閉鎖に続き、本館ビルも閉鎖されたことで、解体工事の工程は現在、本格的な地上部の撤去段階へとシフトしている。工事関係者の情報によれば、既存骨組の解体作業は隣接する駅機能や地下鉄路線への安全を最優先に確保しながら進められており、防音シートに覆われた建物内部では緻密な撤去作業が昼夜を問わず行われている。
解体スケジュールは緻密に計算されており、上層部からの段階的な撤去作業を経て、地下構造物の補強工事へと順次移行する。解体作業の完了後はそのまま新築ビルの基礎工事へと直結する計画だ。半世紀にわたって西口の顔であり続けた建物の消滅は寂しさを伴うが、同時に新たなランドマークの建設に向けたカウントダウンが始まっていることを意味している。