小学校のテストや練習問題プリントで最も頻出するのが、方眼紙のマス目が印刷された作図課題です。方眼紙における作図では、定規で直線を引いて長さを測る必要すらありません。「対称の中心Oからタテ・ヨコに何マス離れているか」をカウントし、それを真逆の方向へ進める手法が最も速く、かつ確実です。
例えば、頂点Aが中心Oから「左に3マス、上に2マス」の位置にある場合、対応する点A'は中心Oから符号を正反対にした「右に3マス、下に2マス」の位置に確定します。このカウント法を用いれば、斜めの距離を目分量で追う必要がなくなり、作図エラーを根絶できます。
一方、逆パターンとして出題されるのが対称の中心の見つけ方です。すでに完成している図形から中心Oを導き出すには、以下の手順を用います。
もとの図形の中で明らかにペアとなっている「対応する2組の頂点」を選びます。頂点Aと頂点A'、頂点Bと頂点B'をそれぞれ定規でまっすぐ結びます。この2本の直線が交差した交点こそが、求める「対称の中心」です。点対称な図形の性質上、すべての対応する点を結ぶ直線はただ1つの点(中心)で交わり、その交点は各線分の中点となります。3組目の頂点同士を結んで同じ交点を通るか確認すれば、検算も短時間で完了します。