90年代から2000年代にかけて、この遊歩道は「裏原宿(ウラハラ)」カルチャーの発信地として世界にその名をとどろかせた。伝説的なクリエイターたちが小さなショップを構え、限定スニーカーやグラフィックTシャツを求めて若者が長蛇の列を作った時代だ。
それから四半世紀。現在の街並みには大手グローバルブランドの店舗が目立つようになった。賃料の高騰に伴い、個人経営の実験的な店舗が路地の奥や建物の2階以上へと移転を余儀なくされる現象も起きている。カルチャーの商業化とオリジナリティの維持。この相反する二つの力が、絶えずせめぎ合っているのが現代のリアルだ。