口ゴボが生じる背景には、先天的な要因と後天的な生活習慣の両方が存在します。主に以下の3つの原因に分類されます。
1. 骨格性要因(遺伝):生まれつき上あごや下あごの骨自体が前に出ている、または下あごが小さすぎて後退しているケースです。骨のサイズや位置関係は遺伝的要素が強く影響します。
2. 歯性の要因(歯並びの乱れ):あごのスペースが狭く、永久歯が綺麗に並びきらずに前方に押し出されて生えてしまうケースです。前歯が前方に傾斜することで、口元全体を押し上げてしまいます。
3. 悪習癖による後天的悪化:幼少期からの指しゃぶり、舌で前歯を押す癖(舌突出癖)、そして最も注意すべき慢性的な口呼吸です。口呼吸が続くと口周りの筋肉(口輪筋)が緩み、唇が前歯を抑え込む力が弱まるため、歯列が外側に広がり症状が悪化していきます。