宇連ダムを語るうえで欠かせないのが、同じく豊川水系に位置する大島ダムの貯水率です。1990年代以降に完成した大島ダムは、宇連ダムのバックアップとして機能しており、両ダムは連絡導水路によって効率的に水が融通されています。
愛知県内の主要ダム(矢作ダムや羽布ダムなど)の貯水率速報と比較しても、豊川水系は集水域(雨を集める山林の面積)が比較的小さいため、雨不足のダメージを真っ先に受けやすい構造的弱点を持っています。そのため、宇連ダムと大島ダムの2つを合わせた「豊川用水 渇水情報」として総合的な貯水率が注視されています。