俳優として順風満帆に見えた岡田准一でしたが、20代後半を迎えた2007年、キャリア最大の転機となる連続ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』への主演を果たします。
直観力と並外れた身体能力を持つ要人警護官(SP)・井上薫を演じるにあたり、岡田は「日本でも世界基準のアクションドラマを作りたい」と強く熱望。スタントマンに頼らず自らすべての格闘シーンを演じ切るため、クランクインの1年以上前から過酷な肉体改造とトレーニングに没頭しました。
従来の邦画や地上波ドラマにはなかったスピーディーでリアルな近接格闘術(CQC)の描写は視聴者に衝撃を与え、深夜枠でありながら高視聴率を記録。映画版の2部作(『野望篇』『革命篇』)へと繋がる大ヒットを記録し、岡田准一の名は本格派アクション俳優として広く認知されることになりました。