1坪は何平米?「約3.3㎡」の暗記は危険!プロが教える計算式と坪単価の罠

1坪は何平米?「約3.3㎡」の暗記は危険!プロが教える計算式と坪単価の罠

1坪は何平米?「約3.3㎡」の暗記は危険!プロが教える計算式と坪単価の罠について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

SNSや大手質問投稿サイト、住宅トラブルの相談窓口には、面積換算や坪単価に関する購入者の赤裸々な後悔が日々投稿されている。現場取材で得られた典型的な証言を検証すると、数字のトリックに惑わされた施主の苦悩が浮き彫りになる。

「大手ポータルサイトで『延床面積100㎡(約30坪)』と書かれた中古物件を内見したところ、想像以上に狭く感じて愕然としました。仲介業者に詳しく聞くと、車庫(ビルトインガレージ)部分の約15㎡が含まれており、純粋な居住スペースは85㎡ほどしかなかった。平米数という数字の合算だけを見て、生活動線をイメージしていなかった」(30代会社員・首都圏建売購入者)

「契約前に複数社で坪単価を競わせました。A社は坪80万円、B社は坪68万円と提示され、迷わずB社を選びました。しかし契約後の詳細設計に入ると、B社は施工面積換算だったことが判明。さらに給排水引き込み工事や照明・カーテン、屋外給排水などの付帯工事費が本体価格から完全に除外されており、最終的な総支払額を延床面積で割り返したら坪95万円に跳ね上がっていました」(40代・注文住宅新築者)

こうしたトラブルの根底には、行動経済学で言う「アンカリング効果」(最初に提示された低価格な坪単価に引きずられ、後から加算される実費への警戒心が薄れる心理)や、大雑把な概算で納得してしまう認知バイアスが存在する。「1坪=約3.3㎡」という言葉の裏にある「正確な端数」や「含まれない空間の存在」を現場で徹底的に確認する姿勢が求められる。

森 瞳
著者

森 瞳

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