かつては「絶対にウエディングドレスを着て結婚式を挙げたい」「旦那候補を見つけて家庭を持ちたい」と強い結婚願望を語っていたはるな愛さん。しかし、50代を迎えた現在、そのスタンスには明確な変化が見られます。
日本における法的な婚姻制度において、性別適合手術を受けたトランスジェンダー当事者が異性と法律婚を行うためには、戸籍上の性別変更手続きが前提となります。はるな愛さんは性別適合手術を完了しているものの、公的な手続きや周囲への配慮、ビジネス面での兼ね合いなど、乗り越えるべき現実的なハードルが多岐にわたります。
さらに、実業家として飲食店経営やコスメプロデュースなどを手掛け、莫大な資産と事業基盤を持つ彼女にとって、法的な婚姻関係を結ぶことは財産管理や法的な責任の面で複雑なリスクを伴います。そのため、形骸化した「紙の婚姻届」にこだわるのではなく、事実婚やパートナーシップという実質的な絆を重視する姿勢を固めています。
現在の21歳年下の彼氏に対しても、無理に「夫」という法的な枠組みを求めるのではなく、日々の生活を最も近くで支え合う「かけがえのない人生の同伴者」として関係を築いています。周囲の目を気にした世間体ではなく、自分自身が心地よくいられるパートナー事情を選択した結果といえます。