道具としての完成度や美しさはUS配列が勝る場面が多いものの、万人に無条件でおすすめできるわけではありません。作業環境やタイピングの習慣に応じた客観的な判断基準を提示します。
英語配列(US配列)への移行を強く推奨する人
- コード記述やマークダウン文書の作成頻度が高い人:括弧や引用符、コロンの打鍵効率が飛躍的に向上します。
- デスクの美観や省スペース性を重視する人:カナ印字のない洗練されたキートップと、横幅の引き締まったレイアウトが手に入ります。
- 肩こりや手首の疲労を軽減したい人:Bキーやスペースキーが中央にあり、両手を左右均等に開いた自然な姿勢をキープできます。
- 海外製の最新メカニカル・自作キーボードを楽しみたい人:交換用キーキャップの選択肢はUS配列が圧倒的多数を占めます。
日本語配列(JIS配列)を使い続けるべき人
- 会社のセキュリティ制限で設定変更やフリーソフト導入が一切できない人:キーリマップを行えない場合、日本語切り替えの操作でストレスを感じる可能性があります。
- 親指による「変換・無変換キー」での文字種確定が体に染み付いている人:特殊な日本語入力メソッドを多用する場合、移行コストが大きくなります。
- 公共端末や他人のPCを頻繁に操作する職種の人:配列の違いによる打鍵エラーを完全にゼロにしたい場合は、JIS配列で統一する方が無難です。