猛打賞とは何本から?マルチ安打との違いや驚きの賞金・歴代記録を徹底解剖

猛打賞とは何本から?マルチ安打との違いや驚きの賞金・歴代記録を徹底解剖

猛打賞とは何本から?マルチ安打との違いや驚きの賞金・歴代記録を徹底解剖について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

ファンが最も好奇心をそそられるテーマのひとつが、猛打賞の賞金と賞品の生々しい実態です。場内アナウンスで「本日の猛打賞を獲得しました〇〇選手には、協賛各社より賞金ならびに副賞が贈られます」とコールされる場面を目にしますが、実際に選手の手元には何が届いているのでしょうか。

報道各社の球場取材や引退選手の回顧録によると、猛打賞スポンサー賞の現金相場は1回につき3万円から10万円程度(多くは5万円)とされています。ベンチ裏で手渡される「のし袋」には現金が封入されており、主力選手にとっては小遣い程度の金額に見えるかもしれませんが、年俸数百万円でしのぎを削る若手や育成出身選手にとっては極めて切実かつ名誉な臨時ボーナスです。

賞品の内容も球団のホームグラウンドや地域企業によって多岐にわたります。 大手飲料メーカーがスポンサーの球場では「ビール1年分」や「清涼飲料水数ケース」、食品会社であれば「地元銘柄牛10キロ」や「高級ハム詰め合わせ」、さらには家電量販店による「最新薄型テレビ」や旅行代理店による「旅行券」など、時代と協賛企業を反映したユニークなアイテムが並びます。

しかし、ここには一般のファンがあまり意識していない「ビジター球団の壁」というシビアな現実があります。球場に掲出されている猛打賞スポンサーは、基本的にホーム球団のオフィシャルスポンサーです。そのため、ビジターチームの選手が敵地でどれだけ打ちまくって猛打賞を記録しても、スポンサー賞金や賞品は一切贈呈されない規程になっているケースが大多数を占めます。

かつてベテラン選手がテレビ番組で「ビジターで3安打打っても、スコアボードに表示されてアナウンスされるだけで1円ももらえない。本拠地で打ってこそ実利がある」とユーモア交じりに証言して話題を呼びました。プロの世界における猛打賞は、名誉であると同時に、ホームスタジアムの地域経済と密接に結びついたビジネスモデルでもあるのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。