Q1:庭の柿の木に消毒薬や農薬を散布している場合、お茶に使っても大丈夫ですか?
A1:農薬散布直後の葉は絶対に使用しないでください。食用として葉を利用する場合、最低でも散布後2〜3ヶ月以上が経過し、雨風で完全に薬剤が洗い流されていることが必須条件です。健康茶として日常的に飲用する以上、可能であれば無農薬で管理されている安心な木、または手入れの行き届いた自然環境の木から採取することを強く推奨します。
Q2:蒸し器がない場合、電子レンジで代用しても同じ品質になりますか?
A2:電子レンジでも加熱による酵素失活は可能ですが、品質の均一性において蒸し器には劣ります。レンジを使用する場合は、水洗い後に軽く湿らせた葉(約50g)を耐熱皿に広げ、ふんわりとラップをかけて600Wで約40〜50秒加熱してください。マイクロ波は葉の水分量によって加熱ムラを起こしやすく、一部が焦げ付いて苦味の原因になるため、こまめな監視が必要です。
Q3:秋になって庭の柿の葉が綺麗に赤く紅葉しました。これで柿の葉茶は作れませんか?
A3:紅葉した葉でもお茶を淹れること自体は物理的に可能ですが、お勧めはできません。葉が赤や黄色に変わる生理現象は、葉緑素や栄養素が分解され、木本体へ養分が回収された結果です。ビタミンCはほぼ消失しており、渋み成分であるカキタンニンだけが残留しているため、味もひどく渋く、健康茶としての実質的な効能は期待できません。