Q1:生理予定日を過ぎても基礎体温が下がりません。妊娠検査薬はいつから正確に使えますか?
A1:一般的な市販の妊娠検査薬(検出感度50mIU/mL)は、「生理予定日の1週間後(高温期21日目以降)」からの使用がメーカー推奨の基準です。高温期が16〜17日続いている段階では、フライング検査で微弱な陽性が出る場合もありますが、着床しかけて育たない「化学流産」を捉えて精神的ショックを受けるリスクがあります。早期妊娠検査薬(検出感度25mIU/mL)を使用する場合でも、生理予定日当日から数日待って検査を行うのが最も確実です。
Q2:高温期の9日目に体温が0.3℃ほど急落しました。これは着床(インプランテーションディップ)でしょうか?それともリセットの兆候ですか?
A2:単日の低下だけでは判別できません。翌日に体温が元の高温域(またはそれ以上)に戻った場合はインプランテーションディップの可能性がありますが、室温の変化や睡眠不足、計測ミスによる一時的変動の可能性も十分にあります。逆に、そのまま2〜3日連続して低温期並みの温度が続く場合は、黄体の退縮に伴う生理準備(リセット)の公算が高くなります。一喜一憂せず、2〜3日間の推移を俯瞰して観察してください。
Q3:少量の出血が始まったのに、基礎体温が高いまま下がりません。病気の可能性はありますか?
A3:着床出血、初期の切迫流産、あるいは子宮外妊娠(異所性妊娠)の可能性があります。また、妊娠ではなくても、無排卵性月経や黄体嚢胞が存在する場合、出血が始まっても数日間は体温が下がらないケースがあります。出血が生理の通常の量まで増えず、茶褐色や少量の出血のまま高温期が続く場合は、自己判断で放置せず、速やかに婦人科を受診して超音波検査と尿中hCG検査を受けてください。