Q1:閉鎖病棟に入院すると、外部の友人や家族と一切連絡が取れなくなりますか?
A1:完全な音信不通になるわけではありません。スマートフォンの手元所持は制限されるケースが多いものの、ナースステーション管理下での定期的な通話利用や、病棟内に設置された公衆電話からの発信は保障されています。また、手紙やハガキなどの郵便物の送受信を病院側が理由なく検閲・制限することは法律で禁止されています。
Q2:医療保護入院をさせられた場合、本人の意思で退院することは絶対に不可能ですか?
A2:退院を求める法的な権利は保障されています。患者本人または家族等は、各都道府県に設置されている「精神医療審査会」に対して退院請求や処遇改善の審査を申し立てることができます。審査会によって入院の継続が不要と判断された場合、病院側は退院に向けた手続きを進めなければなりません。
Q3:閉鎖病棟に入院した場合、1カ月の費用相場はどのくらいかかりますか?
A3:公的健康保険が適用されるため、一般所得世帯で「高額療養費制度(限度額適用認定証)」を利用した場合、医療費の窓口自己負担額は月額約8万〜9万円程度が上限となります。これに加えて食費(1食あたり定められた標準負担額)や病衣・日用品代などの自費分を含めると、総額でおおむね月12万〜16万円前後が一般的な実質支払額の目安です。