大量のデータを整形する場合、一つひとつのセルを手作業でAlt+Enterしていくのは非効率極まりありません。そこで必須となるのが、「CHAR(10) 改行関数」を活用した「エクセル 数式 改行 結合」の手法です。
エクセルにおいて、ASCIIコードの「10」はラインフィード(改行文字)を意味します。つまり、数式内で「CHAR(10)」を指定することで、プログラム的に改行コードを埋め込むことが可能です。
例えば、A2セルに「〒100-0001」、B2セルに「東京都千代田区千代田」が格納されている場合、C2セルに次のような結合数式を入力します。
=A2 & CHAR(10) & B2
最新のMicrosoft 365環境であれば、複数のセルを区切り文字で一気に連結できるTEXTJOIN関数を組み合わせることで、より洗練されたコードが書けます。
=TEXTJOIN(CHAR(10), TRUE, A2:D2)
ここでも最大の落とし穴があります。数式を入力した直後、画面上では改行されずに「〒100-0001東京都千代田区千代田」と横並びにくっついて表示されることがあります。これはエクセルの不具合ではなく、数式を入力したセルの「折り返して全体を表示する」がオフになっているためです。セルを選択して「ホーム」>「折り返して全体を表示する」を有効にすることで、意図通りの複数行表示が完成します。