ベネッセコーポレーションが実施する「総合学力テスト」の1月回は、高1生にとっては高校生活1年間の総決算、高2生にとっては「受験生0学期」のスタートダッシュを飾る極めて重要な位置づけにあります。進学指導の現場資料および当時の集計記録によると、進研模試2018年1月平均点は、国公立上位校から中堅校まで幅広い層が受験した結果、標準的な難易度に落ち着いたものの、科目ごとの難易度傾斜が極めて明確でした。
当時の進研模試難易度推移を振り返ると、前年度(2017年度)と比較して英語の語彙数が増加基調にあり、数学では定型的な計算問題から誘導形式の小問群への移行が見られました。これにより、直前の定期テスト感覚で挑んだ生徒の多くが時間配分に失敗し、大問の途中でペンを止める事態が相次ぎました。
特に注目すべきは、高校現場におけるベネッセ総合学力テスト1月の得点分布です。全国40万人規模の母集団の中で、いわゆる「中間層(得点率30%〜40%)」に膨大な受験生が集中しており、大問1つの正誤が全国順位を数千番単位で左右する激戦構造となっていました。