赤やピンクの鮮やかな色彩が目を引くイチゴは、初夏の季節感を表現するのに最適なモチーフです。筆を持たずに直接指先に絵の具をつける指スタンプは、2歳児の感覚遊びとして抜群の集中力を生み出します。
あらかじめイチゴの形にカットした赤色の画用紙を用意し、黒や黄色の絵の具を指先につけてチョンチョンとタネをスタンプしていきます。「冷たいね」「トントンって音がするね」と言葉を添えながら進めることで、五感をフルに使った活動へと発展します。ヘタの部分には緑色のマスキングテープや折り紙を貼り合わせると、メリハリのある仕上がりに。
また、偶発的な模様の面白さを味わえるデカルコマニー(合わせ絵)も5月におすすめの技法です。二つ折りにした画用紙の片面に絵の具を数色ぽたぽたと落とし、紙を閉じて手のひらでアイロンのようにすりすり。そっと開いた瞬間に広がる左右対称の不思議な模様に、子どもたちからは歓声が上がります。この技法で作った紙を蝶々やイチゴの形に切り抜けば、個性豊かな初夏のアート作品が仕上がります。