結婚式の遠方交通費は全額負担が常識?半額やなしの是非と最新相場

結婚式の遠方交通費は全額負担が常識?半額やなしの是非と最新相場

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遠方ゲストにお車代を巡る不信感を抱かせないための唯一にして最大の防衛策は、「招待状を発送する前の事前打診」です。出欠の返信用ハガキが届いてから「実は半額しか出せない」と伝えるのは後出しジャンケンにしかなりません。

事前の声かけでは、負担できる条件を包み隠さずオープンに提示することが鉄則です。丁寧な文面例を以下に示します。

【事前打診の文面テンプレート例】
「ぜひ〇〇ちゃんに参列してほしいと思っているのだけれど、遠方から来てもらうことになるので交通費のことが気になっています。私たちの予算の都合上、心ばかりで恐縮ですが【往復分の交通費(全額) / 交通費として〇万円 / こちらで宿泊ホテル】をご用意したいと考えています。金銭的にもスケジュール的にも負担が大きいと思うので、無理のない範囲で判断してね。参加が難しくても関係は変わらないから、遠慮なく本音を教えてね」

また、結婚式当日の渡し方やマナーにも細心の注意を払いましょう。渡すタイミングは「受付で渡す」か「披露宴の歓談中に新郎新婦の親から手渡しする」のが王道です。親から渡してもらう際は、「本日は遠方から息子のために駆けつけてくださり、本当にありがとうございます」と一言添えてもらうことで、家同士としての敬意が伝わります。

封筒の選び方についても明確なルールがあります。1万円以上の高額なお車代を包む場合は、「結び切りの水引が付いた祝儀袋」を使用します。水引が印刷された略式のポチ袋を使ってよいのは、数千円程度の少額のお車代やタクシー代に限られます。表書きは上段に「御車代」または「寿」、下段には新郎新婦の苗字を記載し、中には必ず新札を用意して肖像画が表側の上を向くように収めるのが礼儀です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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