諏訪の夏を象徴する一大イベントが花火です。毎年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」は、打ち上げ数約4万発を誇り、湖上ならではの「水上大スターマイン」や、山々に反響して腹に響く重低音の轟音が全国のファンを圧倒します。さらに近年は、過度な密集を避けるための分散型施策として、7月下旬から8月下旬にかけて毎晩約10分間花火が打ち上げられるサマーナイトファイヤーフェスティバルが定着しました。
諏訪湖花火大会日程と穴場を押さえるにあたり、8月15日の本大会では湖畔周辺が数十万人規模の来場者で埋め尽くされ、激しい交通規制が敷かれます。この際、有名すぎる立石公園は早い時間から入場規制や大渋滞に見舞われるため、初心者の安易な突撃は推奨できません。地元記者が注目する穴場は、打ち上げ場所から適度に離れた下諏訪側の「みずべ公園」周辺や、岡谷市側の鳥居平やまびこ公園です。視界を遮る高層建築物がなく、湖面に映るスターマインの光彩をゆったりと安全に鑑賞できます。長期滞在が可能なら、サマーナイト花火の期間中を狙い、湖畔の宿の客室や遊覧船の特別便からプライベート感覚で楽しむのが最もスマートな選択です。
そして夕暮れ後の楽しみとして外せないのが、甲州街道沿いを巡る諏訪五蔵酒蔵めぐり詳細まとめです。各蔵を巡る共通クーポン「ごくらくセット」を購入すると、特製のお猪口と巾着袋が手に入り、各蔵自慢の日本酒をスタッフの解説付きでテイスティングできます。五蔵それぞれに酵母や仕込みのこだわりがあり、キレのある辛口から芳醇な原酒まで、味のグラデーションを舌で学ぶ体験は唯一無二です。ただし、このエリアを楽しむ際は、ドライバーと飲酒者の役割分担を徹底するか、上諏訪駅を拠点とした完全徒歩移動を選択することが不可欠です。