13Tラフター性能表の見方と限界値!タダノとKatoを徹底比較

13Tラフター性能表の見方と限界値!タダノとKatoを徹底比較

13Tラフター性能表の見方と限界値!タダノとKatoを徹底比較の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

Q1:13tラフターは普通自動車免許や準中型免許で公道を運転できますか?
A1:運転できません。13tラフターの車両総重量は約14tあるため、公道の走行には「大型特殊自動車免許」が必要です。また、クレーン作業を行うには国家資格である「移動式クレーン運転士免許」が必須となります(4.9t未満限定機の場合は小型移動式クレーン特別教育等)。公道走行時は車体サイズが小型でも、特殊車両の扱いとなります。

Q2:定格総荷重表に書かれている「定格総荷重」と「実質吊上げ荷重」の違いは何ですか?
A2:定格総荷重とは、「フックやワイヤーロープなどの吊り具の重量を含めて吊り上げることができる最大重量」のことです。したがって、実際に吊り上げることができる荷物の重さ(正味荷重)は、定格総荷重からフックの重量(約90〜100kg)やスリング、天秤などの重量を差し引いた値となります。性能表のギリギリの数値で荷物を計画すると許容オーバーになります。

Q3:アウトリガーが片側しか最大に張り出せない場合、反対側の能力はどう計算しますか?
A3:現代のラフタークレーンに搭載されているコンピューター(過負荷防止装置)は、アウトリガーの張出幅を4脚個別に検出する「異張出制御」機能を備えています。張り出している側へブームが旋回したときは高い能力を発揮しますが、張り出せていない側へ旋回した瞬間に、その狭い張出幅に応じた低い定格荷重へとリアルタイムで切り替わります。旋回途中で警報が鳴り自動停止する事故が多いため、施工計画は常に「最も狭い張出幅の能力」を基準に策定するのが鉄則です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。