熾烈を極めた男子団体戦の頂点に立ったのは、試合ごとにオーダーの役割を明確化し、泥臭く1本を死守した千葉・東海大浦安中学校でした。関東中学校剣道大会 男子団体優勝校となった同校は、圧倒的な手数で攻め立てるのではなく、相手の得意技を徹底的に封じる緻密な配慮と、大将が絶対に崩れない盤石の勝負強さを披露しました。
一方、関東中学校剣道大会 女子個人勝ち上がりにおいては、鋭い出鼻面と正確無比な小手技を武器とする選手たちが躍動しました。近年の女子中学剣道は、以前のような力任せの打突ではなく、刃筋正しい打突と相手の引き際を逃さないスピード剣道が完全に主流化しています。準決勝・決勝では延長戦が10分以上に及ぶ壮絶な持久戦となり、最後は相手の手元がわずかに浮いた瞬間を捉えた見事な飛び込み面で決着がつき、観客席からは惜しみない拍手が送られました。
また、関東中学校剣道大会 注目強豪校の現在に目を向けると、神奈川の潮田中や茨城の青葉中など、伝統的に強靭な足腰を育てる道場・中学校の連携型チームが安定した組織力を発揮しており、次代を担うジュニア剣士たちの競技レベルの底上げが如実に証明されています。