ぶつかりおじさんはなぜ狙う?歪んだ心理と撃退法・警察通報の手順

ぶつかりおじさんはなぜ狙う?歪んだ心理と撃退法・警察通報の手順

ぶつかりおじさんはなぜ狙う?歪んだ心理と撃退法・警察通報の手順について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

街中や駅構内でターゲットに向かってわざと突進する「ぶつかりおじさん」の根底には、極めて身勝手で歪んだ心理が存在します。警察の取り調べや心理分析の現場から浮かび上がる主な動機は、大きく分けて以下の3点に集約されます。

第一に挙げられるのが、「社会的弱者に対する憂さ晴らしとストレス発散」です。職場や私生活で強い劣等感や不満、孤立感を抱えている加害者が、「自分より立場が弱そうに見える相手」に物理的な打撃を与えることで、手軽な全能感や優越感を得ようとしています。屈強な男性や体格のいい相手を意図的に避けている事実が、この卑劣な心理を何より如実に物語っています。

第二に、「歪んだ正義感やマナー警察としての独善性」です。「歩きスマホをしている」「歩くスピードが遅い」「進行方向を塞いでいる」といった自分勝手なマイルールを振りかざし、相手に「制裁(天誅)を加える」という身勝手な名目で体当たりを正当化します。

第三に、「他者を支配・コントロールしたいという欲望」です。ぶつかった相手が怯えたり、転倒したり、謝罪したりする姿を見ることで、自らの存在感を誇示しようとする加虐的な傾向が見られます。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。