レッドカーペットを闊歩するノブの姿は、現地の映画ジャーナリストたちの目を釘付けにした。クラシックなブラックタキシードを纏った彼が、フラッシュの嵐の中で見せた一瞬の癖のあるリアクション。現地の記者から「Hey, Japanese Star!」と声がかかるや否や、間髪入れずに放たれた「癖が凄いのよ!」のフレーズに、意味こそ通じずともその絶妙な間とテンションだけでプレスエリアには爆笑が巻き起こった。
映画界の巨匠やハリウッドセレブが行き交うこの場所で、純度の高い日本の「お笑い」がそのまま通用することを示した瞬間だった。現地で取材していた海外ジャーナリストは「彼の表情と声のトーンには、言葉の壁を超える天性のコメディセンスがある」と唸ったという。