結論から言えば、現時点で制作陣や局側から正式な「シリーズ完全終了」のアナウンスが出されたわけではない。にもかかわらず打ち切り説が繰り返し再燃する最大の契機となったのは、かつて本作の定位置であった木曜8時枠「木曜ミステリー」の終了と、それに伴う放送枠の移動劇だった。
枠の移動に伴い、放送スケジュールの短縮やクールごとの変則的な変遷が重なった。長年同じ曜日・同じ時間帯に親しんできた視聴者層に「番組が終わってしまうのではないか」という不安が広がったのは自然な流れと言える。伝統的な刑事ドラマのフォーマットが急速な変革を迫られる中で、長寿番組ならではの宿命的な波瀾が終了説を強固なものへと押し上げたのだ。