エアコンのリモコンが反応しない?本体故障を疑う前の原因と対処法

エアコンのリモコンが反応しない?本体故障を疑う前の原因と対処法

エアコンのリモコンが反応しない?本体故障を疑う前の原因と対処法について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

SNSやQ&Aサイト、空調修理業者の現場報告を精査すると、ユーザーが「リモコンが壊れた」と思い込んで新品を買い直したものの、実はエアコンの受光部(受信基板)側の故障だったという失敗談が数多く見受けられます。

スマホカメラで赤外線の発信が確認できているにもかかわらず本体が全く反応しない場合、本体側の受光基板に不具合が生じています。典型的な受光部故障の症状としては以下のような特徴があります。

「本体の受光部にリモコンを数センチまで近づけると辛うじて反応する」「本体の応急運転ボタンなら確実に動く」「部屋が暗い時は反応するが、昼間や照明をつけていると一切反応しない」といった現象です。受光モジュール内部のフォトトランジスタが経年劣化すると、光の感度が極端に低下し、通常の距離(2〜3メートル)からの赤外線パルスを認識できなくなります。

また、近年の住宅環境で盲点となっているのが「インバータ式高力率蛍光灯」や「一部の格安直管LED照明」からのノイズ干渉です。照明器具から発せられる微弱な光ノイズがエアコン受光部の赤外線波長(一般的に940nm帯)と干渉し、リモコン信号をかき消してしまうトラブルが実在します。部屋の照明を消した状態でリモコン操作を試し、すんなり動くようであれば、エアコン本体ではなく照明器具側のノイズ対策が必要です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。