海外のホテルや医療機関で体温を測った際、ディスプレイに「95.0°F」と表示されて驚くことがあります。ここで注意したいのが、気象における95°Fと華氏95度 体温の意味合いの違いです。
人間の平熱(約36.5℃〜37.0℃)を華氏に換算すると、およそ97.7°F〜98.6°Fになります。つまり、体温計で「95.0°F(=35.0℃)」と計測された場合、発熱どころか低体温症(Hypothermia)に近い異常値を指していることになります。脇への密着不足や測定エラーを疑うべき数値です。
ちなみに、海外で「発熱(Fever)」と判断される基準ラインは一般的に100.4°F(摂氏38.0℃)以上とされています。気温としての95°Fは猛暑を意味しますが、体温計の95°Fは極端に低い数値であるという逆転現象は、知識として押さえておきたい重要ポイントです。