ハリー・ウィンストンが世界中で別格の扱いを受ける背景には、創業以来貫かれてきたダイヤモンドへの並々ならぬ執念があります。1932年にニューヨークで創業して以来、創業者ハリー・ウィンストンは「ヨンカー」や「ホープ・ダイヤモンド」など、歴史に名を刻む数々の名だたる原石を手がけ、いつしか世界中の王侯貴族や大富豪から「キング・オブ・ダイヤモンド」と称賛されるようになりました。
その名声を支えているのが、一切の妥協を許さない極めて厳格な品質基準です。一般的なジュエリーブランドでは幅広いグレードを取り扱うのに対し、ハリー・ウィンストンの婚約指輪に使用されるセンターダイヤモンドは、カラーグレードにおいて最上位の「D、E、F」の無色透明グレード、クラリティ(透明度)においても「VS1」以上という極めて希少なものだけに限定されています。
さらに特筆すべきは、ダイヤモンドそのものの美しさを最優先するデザイン思想です。台座となるプラチナの使用量を極限まで減らし、細い爪で留める独自のセッティング技術によって、あらゆる角度から光を取り込み、ダイヤモンド本来の瑞々しい輝きを放ちます。「デザインが宝石を決めるのではなく、宝石がデザインを決める」という創業者の哲学は、現在作られるすべてのリングにも脈々と息づいています。