エムウェーブの最大収容人数は約20,000人を誇ります。固定スタンド席が約6,500席あり、中央の広大なアリーナフロアにパイプ椅子を配置したりスタンディングエリアを設けることで、1万人から1万8,000人規模のコンサートレイアウトが構築されます。
ただし、もともとスピードスケート競技専用として設計された細長いオーバル構造であるため、一般的な円形・楕円形のアリーナとは異なる視覚的・音響的特徴を持っています。エンドステージ配置の場合、ステージからアリーナ最後列やスタンド奥までの直線距離が非常に長くなり、肉眼でアーティストの表情を捉えるのは困難です。双眼鏡(倍率8〜10倍推奨)の持参が必須となります。
音響面においては、木造吊り屋根構造特有の柔らかな反響があるものの、アリーナの長手方向に対して音が減衰しやすい傾向が見られます。近年の大型ライブではディレイタワー(時間差補正スピーカー)が増設されるなど改善が進んでいますが、スタンド上段席やサイドスタンド端の座席では、ステージ構成によって音の抜け感に違いが生じる点に留意しておきましょう。