本編のラスト、サツキとメイはネコバスに乗って七国山病院を訪れ、木の上から元気そうに笑う両親を見守ります。そしてエンドロールでは、お母さんが無事に退院して自宅へ戻り、家族4人でお風呂に入るカットや、近所の子どもたちと遊ぶ日常が描かれています。
さらにファン必見の公式な後日談が存在します。それが三鷹の森ジブリ美術館限定で上映されている短編アニメーション映画『めいとこねこバス』です。この作品で描かれるサツキとメイのその後には、映画本編を愛する人々にとって涙腺を刺激する公式の記録が詰まっています。
短編の中では、少しだけ成長したメイが、自分の足で走る小さな「こねこバス」と出会い、キャラメルを通じて心を通わせる冒険が描かれます。メイはもはや泣き虫な幼児ではなく、自分より小さな存在を慈しみ、導く「お姉さん」へと精神的にステップアップしています。
また、公式パンフレットやスタジオジブリ関連書籍で公開されたイメージボードには、中学生へと成長しセーラー服を着て自転車を押すサツキの姿や、小学校に上がったメイのスケッチが存在します。二人ともトトロの姿は見えなくなっているものの、幼少期の体験を豊かな感性の土台として真っ直ぐに成長したことが証明されており、暗い噂を吹き飛ばす極めて温かな公式設定となっています。